1973年の音楽(1973ねんのおんがく)では、1973年(昭和48年)の音楽分野の動向についてまとめる。
1972年の音楽-1973年の音楽-1974年の音楽
出来事
- ローリング・ストーンズの初の来日公演が、直前になって外務省が過去の大麻所持を理由に入国拒否を発表し中止となった。
- この年のビルボード年間チャートのベスト5は以下のとおり。
- トニー・オーランド&ドーン 「幸せの黄色いリボン」
- ジム・クロウチ 「リロイ・ブラウンは悪い奴(Bad, Bad Leroy Brown)」
- ロバータ・フラック 「やさしく歌って」
- マーヴィン・ゲイ 「レッツ・ゲット・イット・オン」
- ポール・マッカートニー&ウイングス 「マイ・ラヴ」
- 山口百恵、桜田淳子、浅田美代子、あべ静江、石川さゆり、フィンガー5、キャンディーズらが相次いでデビューした。
- 郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が新御三家と呼ばれる様になった。
- 12月31日
- 第15回日本レコード大賞 「夜空」/五木ひろし
- 最優秀歌唱賞 由紀さおり/「恋文」、最優秀新人賞 桜田淳子/「わたしの青い鳥」
- 第24回NHK紅白歌合戦
1973年のシングル、アルバム
洋楽
シングル
アルバム
年間ランキング
シングル(邦楽・洋楽)
- 年間TOP50
- 集計会社 オリコン
※1972年12月4日付 - 1973年11月26日付
- 1位 宮史郎とぴんからトリオ:「女のみち」
- 2位 宮史郎とぴんからトリオ:「女のねがい」
- 3位 GARO:「学生街の喫茶店」
- 4位 ちあきなおみ:「喝采」
- 5位 沢田研二:「危険なふたり」
- 6位 かぐや姫:「神田川」
- 7位 チューリップ:「心の旅」
- 8位 天地真理:「恋する夏の日」
- 9位 天地真理:「若葉のささやき」
- 10位 浅田美代子:「赤い風船」
- 11位 麻丘めぐみ:「わたしの彼は左きき」
- 12位 GARO:「君の誕生日」
- 13位 天地真理:「ふたりの日曜日」
- 14位 郷ひろみ:「愛への出発」
- 15位 西城秀樹:「ちぎれた愛」
- 16位 郷ひろみ:「裸のビーナス」
- 17位 アグネス・チャン:「草原の輝き」
- 18位 フィンガー5:「個人授業」
- 19位 八代亜紀:「なみだ恋」
- 20位 あのねのね:「赤とんぼの唄」
- 21位 小柳ルミ子:「漁火恋唄」
- 22位 梶芽衣子:「怨み節」
- 23位 五木ひろし:「あなたの灯」
- 24位 チェリッシュ:「てんとう虫のサンバ」
- 25位 カーペンターズ:「イエスタデイ・ワンス・モア」
- 26位 チェリッシュ:「避暑地の恋」
- 27位 森昌子:「中学三年生」
- 28位 アグネス・チャン:「ひなげしの花」
- 29位 小柳ルミ子:「春のおとずれ」
- 30位 郷ひろみ:「小さな体験」
- 31位 金井克子:「他人の関係」
- 32位 内山田洋とクール・ファイブ:「そして、神戸」
- 33位 野口五郎:「君が美しすぎて」
- 34位 チェリッシュ:「若草の髪かざり」
- 35位 南沙織:「傷つく世代」
- 36位 アグネス・チャン:「妖精の詩」
- 37位 南沙織:「色づく街」
- 38位 あべ静江:「コーヒーショップで」
- 39位 沢田研二:「胸いっぱいの悲しみ」
- 40位 西城秀樹:「情熱の嵐」
- 41位 宮史郎とぴんからトリオ:「女のゆめ」
- 42位 GARO:「ロマンス」
- 43位 大信田礼子:「同棲時代」
- 44位 五木ひろし:「ふるさと」
- 45位 五木ひろし:「霧の出船」
- 46位 ミッシェル・ポルナレフ:「愛の休日」
- 47位 三善英史:「あなたが帰る時」
- 48位 沢田研二:「あなたへの愛」
- 49位 野口五郎:「オレンジの雨」
- 50位 小柳ルミ子:「恋にゆれて」
アルバム(邦楽・洋楽)
- 年間TOP10
※1972年12月4日付 - 1973年11月26日付
- 1位 宮史郎とぴんからトリオ:『女のみち』
- 2位 チェリッシュ:『スーパー・デラックス』
- 3位 ビートルズ:『ザ・ビートルズ 1962-1966』
- 4位 よしだたくろう:『元気です。』
- 5位 カーペンターズ:『ナウ・アンド・ゼン』
- 6位 ビートルズ:『ザ・ビートルズ 1967-1970』
- 7位 ビートルズ:『レット・イット・ビー』
- 8位 かぐや姫:『かぐや姫さあど』
- 9位 井上陽水:『陽水ライヴ もどり道』
- 10位 ミッシェル・ポルナレフ:『ゴールド・ディスク』
イベント
日本武道館公演
- 2月7日 - ジェームス・ブラウン
- 4月9日・10日 - シカゴ
- 5月2日 - ジャクソン5
- 5月14日 - ジェフ・ベック
- 6月25日 - ディープ・パープル
- 7月6日・7日 - サンタナ
- 10月25日 - T・レックス
東京厚生年金会館公演
- 1月20日 - 吉田拓郎
- 2月13日 - ジェームス・ブラウン
- 3月8日 - イエス
- 4月8日・10日・11日 - デヴィッド・ボウイ
- 6月8日・9日・10日・11日・23日 - ミッシェル・ポルナレフ
- 6月29日・7月5日・6日 - ダイアナ・ロス
- 11月6日 - レイ・チャールズ
- 11月8日 - 南沙織
- 12月25日 - デセンバー・フォーク&ロック
主な音楽賞
デビュー
結成
解散・活動休止
- 4月 - フラワー・トラベリン・バンド(2007年再結成)
- 6月 - トワ・エ・モワ(1998年再結成)
- 8月25日 - 村八分
年内
- アーチーズ
- 青い三角定規(2008年再結成)
- ジェファーソン・エアプレイン(1989年再結成)
- ジャクソン・ハイツ
- ネオン・ボーイズ
- バーズ
- パトゥ
- ぴんからトリオ(メンバー脱退による改名)
- フラタニティ
- フリー
- ブレッド(1976年再結成)
- ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
- ペンタングル(1981年再結成)
- モーガン
- 乱魔堂
再結成
- スペンサー・デイヴィス・グループ( - 1974年)
- はっぴいえんど(年内限定)
- マンハッタン・トランスファー
引退
誕生
死去
- 2月19日 - ヨーゼフ・シゲティ(→、ヴァイオリニスト、*1892年)
- 3月5日 - パウル・クレツキ(→、指揮者、*1900年)
- 3月26日 - ノエル・カワード(、脚本家・俳優・作曲家・作詞家、*1899年)
- 4月2日 - ヤッシャ・ホーレンシュタイン(→、指揮者、*1898年)
- 4月16日 - イシュトヴァン・ケルテス(→、指揮者、*1929年)
- 4月24日 - 巽聖歌(岩手県、作詞家・歌人、*1905年)
- 5月2日 - 関鑑子(東京都、声楽家、*1899年)
- 5月21日 - フランティシェク・バルトシュ(、作曲家、*1905年)
- 5月28日 - ハンス・シュミット=イッセルシュテット(、指揮者、*1900年)
- 5月29日 - P・ラムリー(、シンガーソングライター、*1929年)
- 6月2日 - 近衛秀麿(東京都、指揮者、*1898年)
- 7月3日 - カレル・アンチェル(→、指揮者、*1908年)
- 7月6日 - オットー・クレンペラー(→→、指揮者、*1885年)
- 7月12日 - アレクサンドル・モソロフ(、作曲家、* 1900年)
- 8月1日 - ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(、作曲家、*1882年)
- 8月5日 - 服部逸郎(神奈川県、作曲家、*1907年)
- 8月17日 - ジャン・バラケ(、作曲家、*1928年)
- 10月16日 - ジーン・クルーパ(、ジャズドラマー、*1909年)
- 10月22日 - パブロ・カザルス(→、チェロ奏者、*1876年)
- 11月13日 - サトウハチロー(東京都、作詞家・詩人、*1903年)
- 11月13日 - ブルーノ・マデルナ(、作曲家・指揮者、* 1920年)
- 12月30日 - アンリ・ビュッセル(、作曲家・指揮者、*1872年)
脚注
注釈
出典
関連項目
- 1970年代の音楽
- 1974年の音楽




