車山気象レーダー観測所(くるまやまきしょうレーダーかんそくじょ)は、長野県茅野市の車山にある、気象庁所管の気象レーダー観測施設。観測所地点名は「長野」。通称「長野レーダー」。長野地方気象台から制御・監視を行う遠隔監視レーダーである。
老朽化によって廃止された富士山レーダーの代替として、静岡県菊川市の牧之原気象レーダー観測所(静岡レーダー)とともに設置された。
アンテナの海抜高度は1,937.1メートル(地上高12.4メートル)と、運用中の気象庁のレーダーとしては最も標高の高い位置にある。周波数は5320.0MHz。建物上部にある球形のドーム内に収容されている、直径4メートルのパラボラアンテナを回転させて観測を行っている。
歴史
- 1999年(平成11年)11月1日 午前10時 ‐ 運用開始。
- 2012年(平成24年)11月15日 15時 ドップラー・レーダー化更新工事終了、運用開始。
脚注
関連項目
- 車山高原スキー場
- 車山神社
外部リンク
- 長野レーダーについて - 長野地方気象台
- “車山の気象レーダー、一新へ 竜巻予測にも活用”. 信濃毎日新聞 信毎web (信濃毎日新聞社). (2012年5月24日). http://www.shinmai.co.jp/news/20120524/KT120523FTI090006000.html
- 長野地方気象台Nagano Meteorological Office・チャンネル - YouTube


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![車山高原の気象レーダーの写真素材 [257939978] イメージマート](https://mpreview.aflo.com/OyYJj4ssnJW0/afloimagemart_257939978.jpg)
